こんにちは、Ryoです。
仕事がらパソコンで毎日文字を打ちます。
私は普段日本語を使っているので、漢字やひらがな、カタカナ、ローマ字を入力しています。
今日はそのローマ字について書きたいと思います。
PCでの文字入力方式
日本語キーボードには、かな入力とローマ字入力があり、少なくとも私の周りにはかな入力の人はいません。ほぼ例外なくローマ字入力です。
ひらがなを打ち込むときローマ字で入力をするのですが、
ひらがなの中にはローマ字で表記する場合、3文字と2文字の2パターンがあったり、nがmだったりします。
例えば、『じゃ(ja, zya)』や『し(si, shi)』とか。
私は早く正確に打ちたいので、ほぼ2文字で打っています。jaは右手人差し指と左手小指で済みますからあまり腕や指を動かす必要がないわけです。
ローマ字の種類
でも、そもそもなんで色々な表記があるのか。
まず、ローマ字の表記法には主に以下の4種類が存在しています。
ヘボン式、訓令式、日本式、新日本式。
他にも何やら亜種のようなものも。
ここでは、日本で生活をしていて出会う確率が高いであろう日本式、訓令式、ヘボン式について簡単に説明をします。
日本式
日本式って言っているくらいなんだから、これが一応今一般的な書き方なのでは?と思ってしまいそうですが、
つづりを見てみると必ずしもそうでもなさそうです。
日本式は、かの田中館愛橘氏(物理学)が提唱したローマ字の表記法です。
基本的には、五十音図の子音と母音の組み合わせで表す方法です。
ダ行は、da,di,du,de,do
ザ行は、za,zi,zu,ze,zo
という感じです。
私が小学校で習ったのはこの日本式でした。
訓令式
次は訓令式。
こちらは1954(昭和29)年の「ローマ字のつづり方」(内閣告示・訓令)で定められたものです。
なので、訓令式と呼ばれます。
第1表では訓令式、第2表でヘボン式と日本式のつづり方を併記しています。
まえがきには、一般的に第1表を使ってね、でも第2表でもいいよというようなことが書いてありますね。
日本式との違いとして、
ダ行は、da,zi,zu,de,do
となります。
「ぢ」「づ」がdではなくzで表されます。
ヘボン式
名前からも推察されるように、これはヘボンさんが考えた方式となります。
今では日本のあらゆるところで出会うローマ字はこのヘボン式なのではないでしょうか。
ヘボン式は音韻的で、例えばタ行だと
ta,chi,tsu,te,to
となります。
よく見かけるローマ字たちは…?
たくさん表記法がある中、実態として良く利用されているのはどれか。
ずばりヘボン式です。(修正ヘボン、新旧ヘボンなどは今回無視)
地名がわかりやすいです。
Tamachi
Shimbashi
Fujitsu
などなど。
でもどうして日本が決めたっぽい日本式や訓令式じゃないんでしょうね。
一応ISO(国際標準化機構)は訓令式を採用となっているにもかかわらず。
一説にはGHQの仕業がどうとか、、(言及は避けます)
表記トラブル
別に複数の表記があっても、読む分には困ることはありません。少なくとも私は。
でも書くときとか困る人いますよね。佐藤さんはSatoなのかSatohなのかSatouなのか。
私の名前はRyoなので長音をローマ字で表現しなければなりません。
通常、Ryoという表記を利用していますが、ある銀行様でRyouと勝手に決められてしまい、
入金(か何かだったか忘れましたが)の手続きの際にRyoと記載したところ訂正を求められたことがあります。
めんどくさいなと思いながら、以降注意深くRyo表記にしています。
名前の登録については詳しくないのでわかりませんが、
カタカナの名前や英語表記の名前の方だと、私のような表記トラブルって普通にあるんじゃないでしょうか。
テツさんだと、tetsuさん?tetuさん?
マイケルさんなら、Maikeruさん?Michelさん?(このパターンはないか)
この問題て日本だけ?
雑なまとめ
キーボードで打つと全然意識していませんでした。
isiki site imasen desita と打ちますね。
でもローマ字で書けと言われたら
ishiki shite imasen deshita
となりますね。多分無意識にそうなります。
私はタイピングの打つスピードと打ちやすさを考えて自然とそうなりましたが、
他の人はどうなんですかね。気になります。
まぁなんにせよ統一してほしい気もする。
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